妹出産記録〜MFICUへ〜
【超低出生体重児として産まれた妹の出産時の記録となります】
車椅子で颯爽と運ばれて来たのは、MFICUと書かれた病棟でした。
産院の大部屋のような所を想像していたのですが、カーテンで仕切られた広々としたお部屋。
入口の目の前の真っ暗な部屋が私の部屋でした。
どうやら照明は血圧上昇をさせるとかで暗くしてくれているそうです。
しばらくすると若い男性医師が、既往歴等のヒアリングにきました。
家族の方に書いてもらう同意書があるそうで、主人が来たタイミングで声をかけて欲しいということでした。
主人はというと、自宅に着いたそうなのですが、リストの物が見つからないと右往左往しているようで、とりあえず着替えだけあれば売店で買えるからと急いで来てもらうことにしました。
職場にも状況の説明をするために、電話をしたいと看護師さんに伝えたのですが、病棟から外に出せないと指示が出ているそうで、却下されました(´θ`llll)
しかもこの病棟には自販機も洗濯機もないので、家族のフォローが必須…
主人には売店で飲み物も買ってきてもらうことに。
社用携帯は持ってきていたので、上司へ現状の報告と、追加で分かったことは随時連絡することを約束しました。
途中、ぶっきらぼう医師が真っ暗な部屋でスマホで家族と連絡を取る私を発見。
真っ暗な部屋でスマホを見ている方が血圧に悪いんです!スマホはあまり使ってはいけない!と言いましたが、
いやいや!突然の入院なのに電話もできない上に連絡もしないとかできないよー!と心の中で思いました。